独自の車買取サービスを展開する MOTA では、認知からコンバージョン獲得までを目指して、P-MAX と動画アクション キャンペーン(VAC)※ を導入。動画広告の本格運用が初めてにも関わらず、全体のコンバージョンは 36.5% の増加を達成。さらに指名検索も 24% 増加させることに成功しました。
※動画アクション キャンペーンは、2025 年 7 月より自動的にデマンド ジェネレーション キャンペーンにアップグレードされます。動画アクション キャンペーンの新規作成は現在できないため、代替としてデマンド ジェネレーション キャンペーンのご利用をお勧めします。
施策導入 2 ヶ月前と比較した、アカウント全体のコンバージョン
同期間における、指名検索数の増加率
同期間における、指名検索数の増加率
紹介企業について
「モビリティテックで、自動車産業における情報の透明性を高め、最適な選択ができる世界をつくる」をビジョンに掲げ、テクノロジーでの業界変革に挑んでいる MOTA。その独自の車買取サービス「MOTA 買取」は、国内最大級の申込数・参画数を誇り、月間利用者数は 36,000 人以上にのぼります。
競合企業との認知の差を埋め、コンバージョンを獲得するために
同社が運営する「MOTA 買取」は独自の査定サービスが好評を博し、多くの利用者数を誇っていますが、競合企業と比較して後発のサービスであるということも影響し、マーケティングの面においては、従来の SEO やリスティング広告の運用だけでは限界を感じていました。
そこで、競合企業との差別化ならびに認知の向上を狙いつつ、新規顧客の獲得を目指して、動画広告にチャレンジすることを決定されました。
「動画広告は初めての試みで、配信頻度や費用対効果について不安もありましたが、実際には想像以上の効果がありました」
柳澤 祐太 様(株式会社 MOTA CMO)
運用の効率化と動画広告の活用で、認知もコンバージョンも獲得していく
同社は、認知とコンバージョン、双方を獲得するために P-MAX と動画アクション キャンペーン( VAC )の 2 つの施策を導入します。P-MAX では Google の AI を活用して、1 つのキャンペーンからさまざまな広告枠への出稿ができます。また VAC は、YouTube の動画再生ページやホームフィード画面などでより多くの顧客にアプローチし、コンバージョンを促進できる施策です。実際に運用を始めると、P-MAX の導入によって運用の自動化が推進され、リアルタイムで最適化が行われることによってアカウント全体のパフォーマンスが改善。また、VAC のみに振り切った配信を行ったことで、認知の獲得に加えてユーザーの行動変容にも寄与することができ、こちらもコンバージョンの増加へとつながりました。
コンバージョンは 36.5% 増加、車買取の申込数も 51% の飛躍的な伸び
この結果、施策を導入する前の直近 2 か月間と比較して、アカウント全体のコンバージョンは 36.5% 増加し、CPA も 2% の削減に成功しました。「想定よりも、はるかに良い成果が得られました」と、柳沢様も振り返ります。
また、この施策の導入は、従来の検索広告にも相乗効果をもたらします。同期間における指名検索は 24% 増加し、車買取の申込数に至っては前年比で 51% の増加と飛躍的な伸びを見せました。初めて本格的に導入された動画広告と自動化キャンペーンの活用によって、同社のマーケティング施策全体のリフトアップにもつなげることができました。
まとめ
「大規模な投資でしたので、施策の開始前は、まず社内の理解を得ることが大変でした。ただ、今となっては想定以上の成果を得ることができて、挑戦したことに間違いはなかったと感じています」と柳沢様は語ります。
同社では、この成果に満足することなく、さらに予算を増額して積極的に取り組んでいる最中です。柳沢様も最後に、「動画広告は、テレビ CM と違って手軽に A/B テストを実施できるところがメリットだと感じています。これからも施策を進める中で、弊社なりの勝ちパターンを探っていきたいと考えています」と、今回の施策に手応えを感じつつ、今後の展望を述べてくださいました。